【車の防災グッズリスト】高知の車中泊避難に備える最低限の常備品
地震や台風などの災害時、避難所へすぐに移動できない、道路が寸断されて移動が難しいといった状況では、車が一時的な待機場所や休息場所になることがあります。高知では南海トラフ地震による津波に加え、地盤の変動によって標高の低い土地が長期間浸水するリスクも想定されているため、自宅だけではなく車の防災も考えておくことが大切です。高知県では2026年3月に最大クラスの南海トラフ地震による被害想定も公表されています。
参考:令和7年度[高知県版]南海トラフ地震による最大クラスの被害想定について | 高知県
ただし、「車 防災グッズ」や「車 防災」と調べて出てくる用品をすべて積めば安心というわけではありません。飲料水や携帯トイレなどの最低限必要なものを優先し、常時車載するもの、自宅で保管して避難前に追加するものを分けておくと、荷室を圧迫しすぎず備えられます。
この記事では、車載 防災セットのリストと数量の目安、車中泊で注意したいエコノミークラス症候群や車内温度への対策、収納方法、フルフラットにできるトヨタ車のシートアレンジ、非常時に役立つアクセサリーコンセントについて解説いたします。
目次
高知で車の防災が必要な理由と想定リスク
高知で車の防災を考える際は、「車で避難すること」と「避難後に車を活用すること」を分けて考える必要があります。津波からの避難は徒歩が原則であり、車中泊の準備をしているからといって、地震発生後に車を取りに戻ったり、必ず車で避難したりするものではありません。
高知では、南海トラフ地震による強い揺れや津波だけでなく、地盤沈下によって低地が長期にわたり浸水する可能性があります。また、大雨や台風では道路冠水や土砂災害、通行止めによって、普段使っている道路を通れなくなることも考えておかなければなりません。
津波避難では、家屋の倒壊、落下物、道路の損傷、渋滞や交通事故などの危険があるため、徒歩避難が原則です。一方、避難場所までの距離や高齢者など要配慮者の存在によって自動車で避難せざるを得ない場合もあり、その場合は地域で定められた避難方法や経路を平時から確認しておくことが重要とされています。
そのため、車は「津波から逃げるための唯一の手段」とするのではなく、安全な場所へ避難した後の待機場所や、ライフラインが止まった際の電源・荷物の保管場所として備えておくとよいでしょう。
最低限そろえたい車載防災セットのリスト
「車に備えておくもの」や「車の常備品」を考える際は、まず命や健康に直接関わる飲料水、食料、トイレ、寒暖対策を優先します。そのうえで、照明や充電用品などを追加すると、限られた荷室でも優先順位を付けやすくなります。
3日間を想定する場合、人数が増えるほど飲料水や食料の量も大きくなるため、すべてを常時車載するのではなく、「車に常時置く防災セット」と「避難前に持ち出す追加セット」の2段階に分ける方法もおすすめです。
必ず積みたい車の常備品と数量の目安
飲料水は1人1日3L、食料なども最低3日分を備えることが推奨されています。また、携帯トイレは平均的な排泄回数を1人1日5回として考えると、必要数を計算しやすくなります。
5人で3日間過ごす場合の目安は次の通りです。人数が異なるご家庭では、「人数×日数」で調整してください。
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品目 |
計算の目安 |
5人・3日分の目安 |
車載時のポイント |
|---|---|---|---|
|
飲料水 |
3L×人数×日数 |
45L |
全量を常時積むと重量とスペースが大きくなるため、車載分と持ち出し追加分に分ける方法もあります。 |
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非常食 |
3食×人数×日数 |
45食相当 |
加熱しなくても食べられ、保存条件が車内環境に合うものを選びます。 |
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携帯トイレ |
5回×人数×日数 |
75回分 |
凝固剤、便袋、使用後の保管袋をセットで用意します。 |
|
防寒用アルミシート・毛布 |
1人1枚以上 |
5枚以上 |
季節に応じて毛布などを追加します。 |
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レインポンチョ |
1人1枚 |
5枚 |
避難時だけでなく車外へ出る際にも使えます。 |
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LEDライト |
車内用+持ち歩き用 |
2台程度 |
電池の液漏れや残量を定期的に確認します。 |
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マスク・ウェットティッシュ |
人数×日数を基準 |
3日分 |
衛生環境が悪化した場合に備えます。 |
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救急用品 |
1セット |
1セット |
使用期限のあるものは定期的に交換します。 |
5人分の飲料水だけで45Lになるため、「3日分をすべてコンパクトに常時車載する」のは難しい場合があります。たとえば1日分程度を車に常備し、残り2日分を玄関付近などすぐに持ち出せる場所へまとめておくなど、ご家庭と車の収納量に合わせて分散すると管理しやすくなるでしょう。ただし、すでに避難が必要な状況になってから自宅へ荷物を取りに戻ることは避け、安全確保を最優先にしてください。
飲料水や食品は、車内の高温によって品質へ影響する可能性もあります。商品の保存条件を確認したうえで、直射日光が当たりにくい場所へ収納し、季節ごとに入れ替えると安心です。
あると安心な車の防災グッズと選び方
最低限の備えをそろえた後は、車中泊を少しでも安全かつ過ごしやすくする用品を追加します。特に優先したいのは、「睡眠」「情報収集」「電源」「プライバシー」の4つです。
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防災グッズ |
役割 |
選ぶ際のポイント |
|---|---|---|
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車中泊用マット |
シートの段差を抑える |
実際のシートアレンジに合う寸法を確認します |
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サンシェード・目隠し |
日射・視線を抑える |
窓をふさぎすぎず、車内環境にも配慮します |
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携帯ラジオ |
通信障害時の情報収集 |
操作方法を平時に確認しておきます |
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充電ケーブル |
スマートフォン等の充電 |
ご家庭で使用する端子をそろえます |
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ポータブル電源 |
停電時の電源確保 |
必要容量、定格出力、保管温度を確認します |
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着替え・タオル |
雨や汗への対応 |
圧縮袋などで省スペース化します |
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防臭袋 |
携帯トイレや汚れ物の保管 |
複数日を想定して余裕を持たせます |
ポータブル電源を選ぶ際に迷いやすい「Wh」と「W」は意味が異なります。Whは「どのくらいの電気を蓄えられるか」、Wは「一度にどのくらいの電力を使えるか」を示す数値です。必要な容量は「使用する機器の消費電力(W)×使用時間(h)」を合計して考え、変換時のロスもあるため余裕を持たせます。
一方、モバイルバッテリーやポータブル電源などリチウムイオン電池を搭載した製品は、高温になった車内へ放置しないことが重要です。NITEでは、高温下の車内に置かれていたモバイルバッテリーが関係する火災事例も報告しています。常時積みっぱなしにするのではなく、メーカーが定める保管温度を確認し、暑い時期はご家庭で管理して避難時に持ち出す方法が安全です。
参考:モバイルバッテリー「6.高温下に放置して発火」 | 製品安全 | 製品評価技術基盤機構
常備薬やお子様向けに車へ備えておくもの
持病がある方やお子様がいるご家庭では、一般的な車載 防災セットだけでは足りない場合があります。内閣府も非常持ち出し品として常備薬を挙げており、乳幼児がいる場合は哺乳瓶や紙おむつなどを準備するよう案内しています。
常備薬については、薬そのものを高温になる車内へ長期間保管するのではなく、お薬手帳のコピーや薬剤名・服用量・かかりつけ医などの情報を車へ備えておく方法があります。薬本体は保管条件を確認し、必要に応じて医師や薬剤師へ相談したうえで、災害用の持ち出しポーチとして管理するとよいでしょう。
お子様がいる場合は、年齢に応じて紙おむつ、おしりふき、防臭袋、着替え、普段から食べ慣れている食品なども準備します。乳幼児がいるご家庭では、ミルクや哺乳用品も必要です。成長に伴って服やおむつのサイズが変わるため、防災用品も季節の変わり目に見直してください。
車中泊避難で気をつけたい健康と安全のリスク
車中泊は雨風を避けやすく、プライバシーを保ちやすい一方で、長時間同じ姿勢になることや、車内温度が変化しやすいことに注意が必要です。特に高齢者やお子様と一緒に過ごす場合は、「横になれるか」「水分補給ができるか」「安全な温度を保てるか」を事前に確認しておきましょう。
エコノミークラス症候群を防ぐ過ごし方
エコノミークラス症候群は、食事や水分が不足した状態で、車などの狭い座席に長時間座ったまま足を動かさないことで起こるリスクが高まります。厚生労働省では、軽い体操やストレッチ、こまめな水分補給、ゆったりした服装、かかとの上げ下ろし、眠る際に足を上げることなどを予防策として挙げています。
参考:エコノミークラス症候群の予防のために|厚生労働省
「トイレへ行きたくないから」と水分を控えることは避けましょう。携帯トイレを十分に備えておくことは、衛生面だけでなく、水分を我慢しないための健康対策にもつながります。
また、車中泊が複数日に及ぶ場合は、座席に座り続けるのではなく、安全な場所で定期的に車外へ出て体を動かすことも大切です。体調に異変を感じた場合は無理に車内で過ごし続けず、利用できる避難所や救護場所への移動を検討してください。
フルフラットで体を伸ばして休む工夫
車中泊では、座ったまま眠るよりも、可能な範囲で体を伸ばせる姿勢をつくることが重要です。ただし、「フルフラット」と表記されるシートアレンジでも、車種によって段差やシート形状、横になれる人数は異なります。
枕や折りたたみマットなどで段差を調整し、頭や腰だけに負担が集中しないようにします。5人以上で避難する場合などは、1台の車で全員が横になれるとは限らないため、購入前や平時のうちに「何人が横になれるか」「荷物を置いた状態でも休めるか」まで実車で確認しておくと安心でしょう。
なお、標準状態以外のシートアレンジでは走行できない場合があります。休息用のシート状態は駐車中に使用し、走行前には取扱説明書に従ってシートを戻すことが必要です。ノア・ヴォクシーでも、シートアレンジについて、走行時の後方視界確保や荷物の転倒防止に関する注意事項がございます。
一酸化炭素中毒と車内温度への対策
エンジンや燃焼器具を使用する場合は、一酸化炭素中毒への注意が必要です。車庫など換気の悪い場所や、排気が滞留しやすい状況ではエンジンを使用しないようにし、マフラー周辺が積雪や堆積物などでふさがれていないことも確認します。また、車内や空気取り入れ口の近くでは、燃料を燃焼させる器具を使用しないことが重要です。
トヨタの非常時給電システムでも、駆動用電池の残量によって自動的にエンジンが始動する場合があります。シエンタでは、換気が悪い場所や囲まれた場所で給排気を確保できない場合には給電システムを使用しないよう注意されています。
暑さにも注意が必要です。JAFの検証では、夏の日なたに駐車した車はエアコン停止から5分で運転席の車内温度が38℃、最終的に53℃まで上昇しました。日陰でも33℃に達しており、日陰に停めるだけでは十分な熱中症対策にならないことがわかります。
参考:夏の車内温度と水分喪失量(JAFユーザーテスト) | JAF
車中泊時は水分を十分に確保し、気温や車内温度を見ながら、車内で過ごし続けることが安全かを判断してください。エアコンや電気製品が使える場合でも、故障や燃料・電力不足によって停止する可能性を想定し、車以外の安全な避難場所も確認しておくことが大切です。
荷室と座席まわりへの収納と固定のコツ
車の防災グッズは、「積んであるか」だけでなく、「必要なときすぐ取り出せるか」「走行中に動かないか」まで考えて収納しましょう。重い飲料水は荷室の低い位置へ置き、ライト、携帯トイレ、レインポンチョ、救急用品など使用頻度が高いものは、荷物をすべて降ろさなくても取り出せる場所へまとめます。
防災用品は、「水・食料」「トイレ・衛生」「睡眠・防寒」「照明・情報」のように袋やケースを分けておくと、暗い車内でも必要なものを探しやすくなります。収納ケースには中身と使用期限を書いたラベルを付けておくのも有効です。
また、急ブレーキや地震後の荒れた道路を走行する場合、固定していない荷物が車内を移動する可能性があります。荷室内の収納用品や固定方法は車種によって異なるため、積み込む量まで含めて実車で確認してください。
トヨタ車には車種に応じた収納用品も設定されています。たとえばノア・ヴォクシーには、座席側と荷室側の両方から手が届きやすい位置へ取り付けるラゲージボックスが用意されています。車種や用品によって適合が異なるため、現在お乗りの車へ取り付けられる用品は高知トヨタのスタッフへご相談ください。
車の防災を続けるための点検と給油の習慣
車 防災は、一度防災セットを積んで終わりではありません。食品や飲料水の期限、お子様用品のサイズ、電池の状態、季節用品などは変化するため、定期的に確認する仕組みをつくることが重要です。
また、災害後は給油や移動が思うようにできない可能性があります。燃料残量を極端に減らさず、普段から半分を下回る前を目安に補う習慣をつけておくと、緊急時の移動や車両の給電機能を利用するための余力を残しやすくなります。
車を浸水させない退避先の考え方
車の避難先は、「災害が起きてから探す」のではなく、平時にハザードマップを見ながら候補を確認しておくことが大切です。自宅の駐車場所が津波や長期浸水、洪水などの想定区域に含まれている場合は、浸水想定区域外の駐車場所や、災害時に車両を受け入れることが確認されている施設があるかを自治体の情報から確認しておきましょう。
ただし、強い地震が発生してから車を安全な場所へ移そうとするのは避けてください。津波避難では徒歩が原則であり、道路損傷や渋滞によって車での避難が遅れる可能性があります。車を使わざるを得ない方については、地域の避難計画や利用基準を事前に確認しておく必要があります。
台風など事前に危険が予測できる災害では、自治体の情報を確認し、天候や道路状況が悪化する前の安全な段階で対応を判断します。すでに道路が冠水している場合は車で進入せず、人の安全を最優先にしてください。
季節ごとに入れ替える車の防災グッズ
防災セットは3〜4か月に1回程度、季節が変わるタイミングで確認すると管理しやすくなります。防災の日、長期休暇前、車の点検時など、ご家庭で忘れにくい日を「車の防災点検日」に決めるのもおすすめです。
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確認時期 |
主に確認するもの |
|---|---|
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春~夏 |
飲料水の量、暑さ対策用品、タオル、食品の保存状態 |
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秋~冬 |
毛布、防寒着、アルミシート、雨具 |
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季節共通 |
食品・飲料水の期限、携帯トイレ、ライト、乾電池、救急用品 |
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お子様がいる場合 |
衣類・紙おむつ等のサイズ、必要な食品 |
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持病がある方がいる場合 |
お薬手帳等の情報、災害時に持ち出す薬の準備方法 |
特に、充電式のモバイルバッテリーやポータブル電源は、暑い車内へ常時置かないよう注意します。常時車載する用品と避難時に持ち出す用品を分けておくことで、車内環境に適さないものも備えやすくなるでしょう。
車中泊避難に役立つトヨタの装備と車種選び
これから車を選ぶ場合、防災の観点では「乗車人数」だけでなく、シートを倒したときに体を伸ばせるか、防災用品を積んだ状態で休めるか、停電時に電源を確保できるかも確認しておくと安心です。日常の送迎や買い物で使いやすいことを前提に、非常時にも活用できる機能を比較すると、無駄のない車選びにつながります。
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フルフラットにできるシートアレンジ
ノアには、フロントシートを倒してセカンドシートと合わせる「フロントフラットソファモード」と、後列をフルフラットにして横になれる「リヤフラットソファモード」があります。どちらも7人乗り・8人乗りで利用でき、停車中の仮眠や休息に活用しやすいシートアレンジです。
ヴォクシーにも「フロントフラットソファモード」「リヤフラットソファモード」があり、後者では後列をフルフラットにして駐車中に横になって休むことができます。長時間の車内待機も想定している方にとって、体を伸ばせる空間をつくれることは大きな確認ポイントになるでしょう。
シエンタの5人乗りには「フラットラゲージモード(最大2名乗車)」があり、セカンドシートを両側とも格納して荷室を広く使えます。アウトドアでの車中泊にも活用できるため、少人数で横になるスペースと荷物の積載性を重視する場合に確認したいシートアレンジです。
ただし、車中泊での使いやすさは乗車人数や身長、防災用品の量によって変わります。フルフラットという名称だけで判断せず、実車でシートの段差、横になれる長さ、荷物を残せるスペースを確かめてください。また、標準状態以外のシートアレンジでは走行できない場合があるため、取扱説明書に従って使用する必要があります。
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アクセサリーコンセントで電源を確保
|
用語 |
意味 |
防災での考え方 |
|---|---|---|
|
Wh |
電気を蓄えられる量 |
ポータブル電源などの容量を判断する目安 |
|
W |
一度に使用する電力 |
接続する電気製品の消費電力を確認する際に使用 |
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AC100V・1500W |
家電などへAC100Vで給電し、合計1500Wまで対応する電源 |
スマートフォンの充電だけでなく、対応する電気製品も使用可能 |
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V2H |
車両からご家庭へ電気を供給する仕組み |
対応車両と専用設備を組み合わせ、ご家庭側への給電に活用 |
つまり「1500W」は電気を何時間使えるかを示す容量ではありません。ポータブル電源の「500Wh」などと単純比較せず、「何を何時間使いたいか」と「一度に何W使うか」の両方を見ることが大切です。
シエンタのハイブリッド車には、メーカーオプションで「アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/インパネ1・荷室1/非常時給電システム付)」が設定されています。車両の走行機能を停止した状態で、消費電力の合計が1500W以下の電気製品を使用できます。
シエンタのハイブリッド車では、ガソリン満タン・消費電力400W時の電力供給時間の目安が約5.5日です。
■シエンタ(ハイブリッド車)の場合。実際の使用では車両の状態や使用する電気製品などによって異なるため、非常時給電システムの使用条件を事前に確認しておきましょう。
ノアのハイブリッド車では「アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/2個/非常時給電システム付)」を利用でき、車両の走行機能を停止した状態で、消費電力の合計が1500W以下の電気製品に給電できます。電力供給時間の目安はガソリン満タン・消費電力400W時で約6.0日です。
ヴォクシーにも「アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/2個/非常時給電システム付)」が設定され、消費電力の合計が1500W以下の電気製品へ給電できます。電力供給時間の目安はガソリン満タン・消費電力400W時で約6.0日です。
RAV4のプラグインハイブリッド車(PHEV)には、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/非常時給電システム付・ヴィークルパワーコネクター※付)が設定され、車内だけでなく普通充電インレットから100Vの外部給電用コンセントとして利用できます。
※ヴィークルパワーコネクターは走行中に使用できません。
また、RAV4のPHEVには「充電インレット(普通充電+急速充電[外部給電機能[V2H]]付)」があります。V2Hは車内のアクセサリーコンセントへ電気製品を直接つなぐ使い方とは異なり、対応する外部設備を介して車両の電力をご家庭側で利用する仕組みです。
アクセサリーコンセントは、1500W以下でも電気製品によって正常に作動しない場合があり、車両の状態によって給電が停止することもあります。災害時に初めて操作するのではなく、取扱説明書を確認し、どの電気製品を使う予定かまで高知トヨタのスタッフへ相談しておくと安心です。
高知トヨタで車の防災と車中泊の備えを相談
車の防災は、防災グッズを購入するだけでは完成しません。現在の車へ実際にどの程度積めるのか、どのシートアレンジなら休みやすいのか、給電機能を利用できるのかまで確認しておくことで、災害時の行動を具体的にイメージしやすくなります。
高知トヨタでは、今お乗りの車の用品について相談したい場合と、防災も考えて次の車を検討したい場合で、それぞれの状況に合わせて確認できます。
試乗予約で荷室とフルフラットを確認
車中泊を想定して車を選ぶ場合は、シートアレンジの名称だけで判断せず、実車で確認することをおすすめします。シートを倒した際の段差、横になったときの長さや幅、防災用品を積んだまま休めるスペース、シートを元に戻す操作まで確認しておくと、非常時の使い方をイメージしやすくなります。
ご家族で利用する場合は、実際に乗る人数を想定して「座る場所」と「荷物の場所」を確認してください。日常では使いやすくても、防災用品を積み込むと休息スペースが不足する場合もあるため、試乗時に荷室まで確かめておくと安心でしょう。
入庫予約や商談予約で用品を相談する
すでにトヨタ車へお乗りの場合は、防災用品を収納する場所や車種に適合する用品、給電機能の有無などを高知トヨタのスタッフへ相談できます。普段の点検をきっかけに、防災セットをどこへ置けば走行時の邪魔になりにくいかなども確認してみてください。
これから車を検討する場合は、商談時に「災害時にも使いたい」と伝えることで、乗車人数や荷室、シートアレンジ、アクセサリーコンセントなどを含めて比較しやすくなります。日常の使いやすさを第一にしながら、防災にも役立つ機能を選ぶことがポイントです。
車の防災で大切なのは、多くの用品を積むことではなく、必要なものを必要な量だけ準備し、家族で使い方を共有しておくことです。まずは最低限の飲料水・食料・携帯トイレ・防寒用品をそろえ、「誰が持ち出し品を持つか」「どこへ避難するか」「車を使えない場合はどうするか」まで話し合っておきましょう。
そして、今お乗りの車で車中泊を想定した備えを整えたい場合は入庫予約、新しい車のシートアレンジや給電機能を確認したい場合は商談予約をご利用ください。平常時に一度確認しておくことで、いざというときに迷いにくい備えにつながります。

